一万時間の法則

 先日、テレビで「一万時間の法則」という言葉を放映していました。

「1万時間の法則」
 ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間もの練習・努力・学習が必要だというもの。エリクソン教授らの研究をもとに、マルコム・グラッドウェル氏が提唱しました。
 英国生まれの元新聞記者、マルコム・グラッドウェル氏の著書『天才! 成功する人々の法則』(講談社、2009年)(原題:Outliers: The Story of Success)によって広められました。

「天才は1%のひらめきと99%の努力でできている」という言葉もあるように、努力の大切さは誰もが知っています。

 

 1万時間が何日に相当するかというと、平日と休日を合わせた1日の平均練習時間を3時間と仮定して計算すれば、10000÷3=3333.333…で、およそ10年間です。

 スポーツの世界で成功している人はほとんど子供の頃からそのスポーツをやっています。   

 10年間はそのスポーツを続けているということです。

 

 1万時間の法則に対する反論として、しばしば聞かれるのは、「練習量が全てではない」というものです。つまり、個人の努力のほか、持って生まれた才能や環境も、成功の可否に影響しているという主張です。
 また、効率よく学べば、もっと短い時間で熟達できるという主張もあります。

 

 このような主張は別として、「トップに立ちたいなら、おおむね1万時間に匹敵する長期間の努力が必要だ」ということだと思います。

 

 成功するには、努力を習慣化するということではないでしょうか。
 習慣として定着するまでにどのように努力を継続するかが問題です。

 「習慣化コンサルタント」の古川武士氏が提案するのが、「快感の感情」にフォーカスすることだそうです。

 

 運動、早起き、日記、片づけなど「良いと思う習慣」が続かない理由は、スタート当初の苦痛が大きいからです。しかし、一定以上続けると感情の苦痛が軽減し、続けることでの快感が増してきます。そうなってしまえば、こっちのもの。快感を得る方法をそのつど考えて行なっていけば、良い習慣を続けることは可能なのです。

 

 私が、10年以上続いているのは、「朝の散歩」「おさむブログ」です。

 

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