アストラムライン

 アストラムラインが3月26日から新型車両の営業を開始し、6年間で全24両編成車両の更新を行うこととしました。

 

 三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング株式会社(MHIENG、社長:小林 繁久、本社:横浜市西区)は10月4日(金)、広島高速交通株式会社(社長:竹内 功氏、本社:広島市安佐南区)の車両基地に、同社が運営する広島新交通1号線アストラムライン向けの新交通システム7000系車両を納入しました。

 

 この新型車両は、MHIENGが2017年に広島高速交通から既存車両の更新用として66両(11編成)を受注、2019年度から2025年度にかけて順次納入していくもので、今回はその初号編成となります。以後、試運転調整を重ね、2020年3月営業運転開始に向けて準備を進めていきます

 

【車両の概要】
列車編成:6両編成  車両定員:1編成 264名  編成長(6両):50.8m  編成重量(6両):61.2t
車  体:アルミ製   アルミ製にすることで、従来の車両に比べ約3tの軽量化を図りました。(64.8t→61.2t)

 

シート
 座席幅を3センチ拡大し、背もたれも高くなります。座席面もセパレートタイプに変更し、より快適に座ることが可能となりました。

 

フリースペースの設置
 従来、先頭車両に設けていた車椅子スペースに加え、中間車両に車椅子のほかベビーカーにも使用できるフリースペースを設置することで、利用される方に優しい車両にしました。

 

冷房能力の向上
 従来から約30%向上させるとともに、配風方式も車両の両端からの吹き出しを、天井部 に配風ダクトを配置した方式に変更し、車内温度を均一化し、冷房効率を高めます。

 

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