マナーの日

 今日(10月30日)は、「マナーの日」だそうです。日本サービスマナー協会の設立日であり、「マナーの日」として日本記念日協会から認定されています。

 

食事の時の勘違いマナー
1、【料理を口に運ぶときに手を食べ物の下に添えていませんか】
  一見上品そうにみえますが、これは「食べ方が下手です」とアピールしているようなも

  のです。汁が落ちそうなときは、とり皿や蓋を受け皿にするようにしてください。


2、【箸置きがない場合に箸を食器の上に置いていませんか】 
  箸を食器の上に置くのは料理を“またぐ” という失礼な意味があります。お盆がある場

  合は左ふちに箸先を置くようにしましょう。あるいは箸袋を二つ折りにして箸置きを作 

  るといいでしょう。食事が終わってから箸を二つ折りにした箸袋に入れればパーフェク

  トです。
  大皿から取り分けるとき、「逆さ箸」はマナー違反。新たに箸を持って来てもらう。

 

3、【コーヒーや紅茶を飲むときに片手を添えていませんか】 
  両手を使って飲むのは女性の方に時折見られます。お茶を頂くことと混同しているよう

  です。これも上品さを見せようとしているのかもしれませんが、コーヒーを出した方や

  お店の方に対して「ぬるい」 というサインです。コーヒー、紅茶は必ず片手で味わっ

  てください。

 

4、【レストランで食事を終えたらナプキンをきれいにたたんでいませんか】 
  ナプキンをきれいにたたむことはお店に対して大変失礼なことです。これも上品さを見

  せようとしているのかもしれませんが、たたむことは「まずかった」というサインで

  す。ナプキンはクシャッと丸めてテーブルの上に置くようにしてください。

 

5、【スパゲティをスプーンの上でフォークにからめてから口元に運んでいませんか】 
  本場イタリアではスプーンも使って食べるのは子供だけに許されている作法です。上品

  そうに見えますがこれも私は食べ方が「下手です」 という恥ずかしいことです。

 

6、【ライスを食べるときフォークの背にライスを載せて口元に運んでいませんか】
  欧米ではお米は“雑穀”です。お米を主食として食べる習慣が無かったので、日本人の

  知ったかぶりの外国通“?”が始めたようです。今では欧米でも日本食の普及でお米を食

  べるようになってきました。フォークでライスを食べるときは当然へこんだところにラ

  イスを載せて食べています。


 こうした間違ったマナーを教える“マナー教室”があちこちにありますし、間違ったマナーの本も見かけます。そしてレストランではマナーの間違いを見ても、当然のことながらお客様に間違いを指摘することはありません。くれぐれもご注意ください。

 

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