秋雨前線

 今日(8月30日)も雨です。長い雨が続いています。今週は月火と出張だったので、今朝まで散歩が出来ていません。こんなに長く散歩が出来ないのは記憶にありません。

 

 今年(令和元年(2019年)の夏は、7月下旬になっても気温の低い日が続き、最高気温が35度以上の猛暑日が多くなったのは、7月の末、まもなく8月になろうとする頃でした。

 そして、記録的な暑さとなりましたが、前年、平成30年(2018年)と比べると、猛暑日ののべ地点数は約半分にへっています。
 体感的に去年並みの記録的な猛暑と感じた人も多かったかと思いますが、実際は昨年の半分以下でした。

 

 一般的に秋雨前線は東日本で雨がよく降りますが、今年は西日本によく降っています。

 現在、季節の変わり目の「秋雨前線」が横たわり毎日雨が降っています。つまで続くのでしょうか?

 

 秋雨は、暑い太平洋高気圧と冷たいシベリア高気圧がぶつかって降る雨で夏と秋(冬)の戦いです。
 夏(太平洋高気圧)は秋に押されて南下、最後には南の海上に去っていきます。

 暖かい空気と冷たい空気が、同じくらいの力でぶつかるので前線ができて日本に雨が降ります。現在がこの状態です。
 その後、冷たい高気圧が力を増し、暖かい高気圧が弱まるにつれて、秋雨前線は、日本を南下します。

 10月中ごろには、冷たい空気が勝って暖かい空気は日本から遠ざかり、秋雨のシーズンは終わります。秋の本番です。

 

秋雨が終わったら
 10月半ばからは「移動性高気圧」と「低気圧」が交互にやってきます。そこで晴れが何日か続いたらくもりや雨、それからまた晴れといった天気が周期的に変わる秋らしい時期になり、秋らしい晴れると高く青い空の晴天になります。11月3日は晴れの特異日です。

気象庁ホームページにある「天気予報に用いる用語」
【秋雨前線】
   夏から秋への季節の移行期に、日本付近に出現して、長雨をもたらす停滞前線。

【秋雨】
   秋に降る雨、長雨になりやすい。
   a) おおむね、8月後半から10月にかけての現象だが、地域差がある。
   b) 季節予報では主に解説などで用いる。
      予報文では「曇りや雨の日が多い」などとする。

【秋の長雨】
   秋の長雨 9月頃に現れる長雨(曇りの日があってもよい)。

 

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