秋刀魚

 今年は秋刀魚が豊漁だそうです。この秋は美味しい秋刀魚が食べれそうです。

 今年のサンマ漁は7月8日に解禁されました。7月の時点では、「今年も不漁かも」と予測されていたせいか、札幌で行われた初セリでは、1キロ50万円という最高値がつき、市場ではどよめきが起きました。
 ところが、8月に入ると水揚げは好調となり、今年は例年通りの価格となりました。北海道では、1匹100円を下回る店もあるようです。また、今年のサンマは形もよく、今のところ脂のノリもまずまず。魚体は去年のものよりも平均で10gほど重くなっています。庶民の味が復活し、今年の秋の食卓に楽しみが増えました。

 サンマの漁場である北海道の東沖にはここ数年、サンマが嫌う水温が高い「暖水塊」が居座っていたため、これが不漁の原因の一部となっていました。
 ところが、水産庁の予測によると、今年は「暖水塊」が発達していないので、サンマが南下しやすくなっているといいます。

 北海道の東沖でサンマの棒受け網漁が始まり、根室市の花咲港では8月29日だけで1372トン、釧路など道東の4港を合わせると、1700トン以上の水揚げとなりました。
 8月に入ってからの水揚げは好調で、10トン未満の小さい船が初水揚げした6日から29日までで6416トン。前年と比べると約2.4倍となっています。

 

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