大雨特別警報

 昨日(7月6日)から、大変な雨で災害が至る所に出ています。梅雨末期とはいえこれほどの大雨が降るのは経験したことが有りません。昨晩、広島に大雨特別警報が発令されました。

特別警報」
 「警報」の発表基準をはるかに超える数十年に一度の大災害が起こると予想される場合に発表し、対象地域の住民の方々に対して最大限の警戒を呼びかけるものです。また、各自治体から住民の方々へ確実に伝えられることになっています。

災害時に使われる言葉を整理しました。
避難準備
 避難に時間がかかる高齢者や障害者などの、いわゆる災害弱者を早めに避難させるために、自治体が避難勧告や避難指示に先だって発令するもの。2004年に新潟・福島豪雨など全国で風水害が相次ぎ、高齢者が犠牲になったことをから内閣府でガイドラインが作られ、05年6月28日に新潟県三条市と長岡市で初めて発令された。

避難勧告
 災害によって土地や建物に被害が発生し、人的被害が危惧される場合に原則として市町村長の判断で対象地域の住民に対して発令されます。
 強制力はありませんが対象地域の住民の安全のために、あらかじめ決められた避難場所への避難を促すものです。
 
避難指示
 人的被害の危険性が切迫したときに市町村長が発令します。
 事態の緊急性という点では避難勧告よりも高く、避難指示が発令されたときには直ちに避難する必要があります。
 ただし、避難指示が発令された地域の住民が避難しなかったとしても罰則はありません。

避難命令
 「命令」とつくだけあって拘束力があり、避難命令が発令された地域に居住または滞在している者は直ちに避難しなければなりませんが、現在の日本では避難命令という制度はありません。

河川の洪水予報
 はん濫発生情報
  はん濫が発生した時に発表されます。

 はん濫危険情報
  川の水位がはん濫危険水位を超えたとき発表されます。

 はん濫警戒情報
  川の水位が避難判断水位を超えたときに発表されます。

 はん濫注意情報
  川の水位がはん濫注意水位を超えたときに発表されます。

 

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