寒気団

 昨日(2月6日)の広島市の気温です。我が家は-5℃と1℃でした。
               温度  時間
最低気温(℃) -3.2  07:18
最高気温(℃)  3.0  15:00

 11時頃出かける時は-1℃で、16時頃帰る時が1℃でした。こんな寒い冬は覚えがありません。

 今朝の最低気温は広島市では-3,6℃、我が家では-5℃でした。

 先日行政視察で行った 福井市では6日午後2時現在の積雪の深さが136センチに達しました。福井地方気象台によると、福井市で積雪が130センチを超えたのは、1981年の「五六豪雪」以来37年ぶりで、平年の6・4倍だそうです。24時間で降った雪の量は、66センチに上っています。
 そのため国道8号線では、車両千台が立ち往生し、福井県は自衛隊に災害派遣要請しましたが、復旧はめどが立っていません。

 この原因は先日書きました、「日本海寒帯気団収束帯」(JPCZ)だそうです。
 朝鮮半島の付け根付近にある山脈で分かれた冬の季節風が日本海上でぶつかり、「日本海寒帯気団収束帯」(JPCZ)と呼ばれる帯状の発達した雪雲が発生、北陸上空に流れ込んだことが原因です。

 収束帯のおおもとは、強い勢力を保つシベリア高気圧から吹き出す寒気で、この寒気は朝鮮半島の付け根から北東方向に延びる「長白山脈」に阻まれて二手に分かれた後、日本海上空でぶつかることで上昇気流が発生する。さらに暖流の対馬海流による大きな温度差も手伝い、次々と雲が生まれて帯状に連なります。

 気象庁などによると、石川県輪島市上空5000メートル付近の気温は平年に比べ約10度低い氷点下36度以下と、強い寒気が入っている。また、日本海北部に停滞する低気圧の影響で、雪雲が福井に向かう風向きとなったことも大雪の要因と言っています。

 

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