酉年から戌年

 今日(12月31日)で、2017年(平成29年)も終わります。1年がものすごく速く感じます。干支で言うと酉から戌へとバトンタッチします。
 干支は植物の成長サイクルを表していると言われています。

子:種子の中に新しい生命が生まれ始める
丑:芽が種子の中に出来るがまだ伸びない
寅:春が来て、植物が伸び始める
卯:植物が地面をおおうようになる
辰:植物の形が出来上がった
巳:植物の成長がピークに達した
午:成長がピークを過ぎ、衰え始める
未:果実が熟し、渋みができ始める
申:熟した実が固くなり始める
酉:熟した実がピークを迎える
戌:成熟を終え、枯れる
亥:新たな生命が種子の中に閉じ込められた状態といった意味があり、植物の成長サイクルを表しています。

 その中で11番目の戌年は、成熟を終えた草木が枯れ、次の世代へと生命を繋いでいくための年なのです。

戌年にはどんな意味がある?
戌年に使われている漢字、
 「戌」には、もともと「滅(ほろぶ)」の意味があります。しかし、この「ほろぶ」は、悪い意味ではありません。

 戌年の前の酉年は、成長してきた草木が実を結ぶという意味があります。一つの結果が出たとも言えます。
 また、戌年の後の亥年は、滅びた後に新たな種子ができるという意味です。新しい生命の始まりを予感させる年とも言えます。

 つまり、戌年の「ほろび」は、実を結んだ草木がいったん枯れ、その後で新しい芽吹きへと生命が繋がっていく、そんな大切なバトンタッチの意味も持っているということになります。
 (インターネット のびのび気になるアレコレHP引用)

 

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