煎茶と抹茶

 毎朝、妻が入れてくれた抹茶を飲んでいます。大好きでとても美味しく飲んでいます。先日、ふるさと祭りでも広陵高校の生徒の入れてくれた抹茶を美味しくいただきました。
 テレビで煎茶と抹茶の違いを話していました。
 製造方法の違いですが、煎茶は急須で淹れて飲むようにつくるため成分が溶け出しやすいように揉みながら乾燥させてつくられます。 煎茶をつくるときに出る粉を集めたものが粉茶になります。 抹茶はお湯に溶かして飲むようにつくるので、揉まずに乾燥させてつくり、石臼で細かくひいてつくられます。

煎茶(せんちゃ)
 摘んだ茶葉を基本的に、強い蒸気で蒸して(釜炒りの場合、高温の釜で炒ってから)熱を加え少しずつ水分を飛ばし、乾かしながら揉むことにより味が楽しめるように作られたお茶です。

 これを白臼や細かく粉砕する機械で微粉末状に加工したものが、回転寿司の粉抹茶でおなじみのパウダー茶(粉末緑茶)になります。

抹茶(まっちゃ)
 茶園に覆いをして育てられた茶葉を蒸してから、揉まずに乾かし出来上がった抹茶の原料茶碾茶(てんちゃ)を白臼で丁寧に挽かれたものがお抹茶になります。

 茶園に覆いをするのは、お抹茶用だけではなく、煎茶でも「玉露」や「かぶせ茶」や今では、緑茶の品質をよくするために行われています。

碾茶(てんちゃ)
 碾茶は、茶摘み前に日光を遮断します。摘み取られた生葉は、蒸して、揉まずに乾燥します。これが碾茶です。
 さらに、石臼で挽いて粉末状にしたものが抹茶です。

 

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