チバニアン

 地球の歴史で約77万~12万6千年前の年代が「チバニアン」(千葉時代)と命名される見通しになったことが13日、関係者への取材で分かりました。この年代の基準地として千葉県の地層を国際学会に申請し、命名を目指す日本の研究チームが、競合するイタリアを一次審査で破りました。正式決定すれば地質年代に初めて日本の名前が付く快挙となります。

 日本チームとイタリアの2チームは6月、この年代の国際標準となる基準地の地層を国際地質科学連合にそれぞれ申請。各国の専門家で構成する作業部会が審査し、今月10日を期限に投票を行った結果、日本が全体の6割以上の支持を得て候補地に選ばれました。

 来年にも見込まれる正式承認までさらに3段階の審査がありましたが、過去に作業部会の結論が覆ったのは例外的なケースだけで、事実上の決着となりました。

 日本は国立極地研究所や茨城大などのチームが千葉県市原市の地層を基準地として申請。ラテン語で千葉時代を意味するチバニアンの年代名を提唱しました。イタリアは「イオニアン」の年代名を目指して南部2カ所の地層を申請していました。

 地球の歴史を区切る地質年代は、中生代や白亜紀といった大きな区分の名称が既に決まっているが、小さな区分は未定のものがある。今回の年代はネアンデルタール人が生きていた「第四紀更新世」の中期に当たり、命名の行方が国際的に注目されていました。
   (産経ニュース引用)

 

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