ハチミツ

 喉を傷めて以来、ハチミツは殺菌作用が強く、大根おろしは喉に良いという事で、朝晩大根おろしにハチミツをスプーン1杯を混ぜて食べています。
 先日、周防大島のハチミツ屋さんがテレビでミツバチについて話していました。
 ミツバチの寿命は、女王蜂:1~8年・雄蜂:最大60日程度・働き蜂:1~6か月だそうで、ミツバチ1匹の集める蜜の量は生涯でスプーン半分程度だそうです。
 ミツバチについて調べてみました。

 ハチの巣の構成は一匹の女王蜂と雌の働き蜂で成り立っています。雄蜂は交尾時期(春から夏)のみ作られ、働き蜂のような仕事はしません。
 女王蜂は春上空高く飛び立ち、10匹から20匹の雄達と交尾します。此の一度の交尾で一日に1,500~2,000もの産卵を続けます。
 孵化したての幼虫はローヤルゼリーを少量ずつ与えられるが、三日を過ぎると花粉と蜂蜜が与えられて育ちます。
 女王蜂となる幼虫には特別な台座に産み付けられ、ローヤルゼリーをふんだんに与えられます。同じ姉妹の中から女王蜂と働き蜂を分けるのはローヤルゼリーの与えられる量によります。

1. 掃除係(日齢1~3日)
 生まれたばかりの働き蜂は、1~2時間かけて、脚や羽根を使っておなかをこすって汚れを落とし、身繕いをします。幼虫が出た後の部屋に散乱しているサナギが脱ぎ捨てた皮や巣房の蓋の掃除をしたり、貯蜜房や花粉をなめてきれいにします。

2. 育児係(日齢3~15日)
 咽頭線が発達してローヤルゼリーが分泌できるようになり、女王蜂や幼虫の給餌が始まります。卵の点検から幼蜂の世話まで忙しく働きます。

3. 造巣係(日齢10~20日)
 咽頭線が衰えローヤルゼリーの分泌は少なくなります。代わって巣作りに必要な蜜ロウがロウ線から分泌します。このロウを使ってあの正確な六角形の巣を作ります。

4. 守衛係(日齢20日)
 蜂蜜などを狙った動物などを刺すことによって巣を守ります。刺したら針を残してその蜂は死にます。

5. 外勤係(日齢20日以降)
 蜜や花粉を集めます。1分間に訪れる花の数は15個。1ケ月の飛行距離が北海道から鹿児島までを2往復した距離1万キロメートル。その間に集める蜜はスプーン半分程です。

6. プロポリス係(日齢20以降)
 蜜を採らなくなった蜂がプロポリスを作る材料を集めます。樹木の少ない都会ではアスファルトなどを集めることもあります。それでプロポリスは薬用植物の繁茂している所の物が望ましいのです。

・優れた成分(栄養素)が豊富に含まれているプロポリス
 プロポリスは蜜蜂が、様々の樹木の樹液や草花の芽等からエキスを集めて、自らの唾液(酵素)を混ぜ合わせて作ります。そのプロポリスの強力な殺菌、抗菌力により巣の中はほとんど無菌状態に保つことが出来ますので、蜂の子の生命と環境をバクテリアや細菌から守ことができます。
  プロポリスには濃縮されたフラボノイトがたっぷりと含まれています。さらに、高品位のミネラル群、アミノ酸群、ビタミン群、酵素群を含有しています。このような総合的な栄養素が含まれている食品は他に類を見ません。
 その他プロポリスに含まれるケルセチン、カフェイン酸フェネチルエステル、クロレダン系ジテルぺン、アンテピリンC等が特に注目されています。

       (インターネット「ミツバチの一生」HP引用)

 

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