アサリ ピンチ

 昨日(5月12日)、弟の店(話食家 和)で、新ジャガ(素揚げにピリ辛のソースをかけたもの)・新玉ねぎ(スライスオニオン、天婦羅)・ブロコリー(素揚げをしてタコ焼き風のソースをかけたもの)・タケノコ(他の野菜と一緒に煮込んだもの)・あさりの酒蒸し(野菜と和えオリーブオイルをかけたもの)・大分の鳥の天婦羅等を食べました。春満載です。

 テレビのニュースによると「あさり」がピンチだと言っていました。全国一のアサリの漁獲量を誇る愛知県。潮干狩りシーズンが到来したにもかかわらず、ことしは各地で潮干狩り場がオープンできない事態が起きています。原因は、アサリがとれないからです。

 

 愛知県水産試験場の松村貴晴主任研究員は「平成25年、26年にあった台風などの影響でアサリが減少したのではないかと考えています」と話しています。台風に伴う強風で、海が荒れたことが原因だと分析しています。
 アサリは砂の中で成長しますが、強風で海に強いうねりがおきると、海底の砂がかき混ぜられ、中にいるアサリの稚貝が巻き上げられてしまいます。その結果、アサリの稚貝は岩場など生息が難しい場所に流されたり、外敵に食べられたりして減少してしまったのではないかと思われています。

 

 そこで、水産試験場では、ある対策に取り組んでいます。ポイントは砂利です。アサリがいる遠浅の海に2ミリから5ミリの砂利をまくのです。砂利は砂より重く、少々海がうねっても巻き上げられません。アサリは潜ったまま安心して成長できるというのです。

 

 効果を確認したところ、砂利をまいた海では、およそ4割のアサリが残っていました。一定の効果がでているといいます。松村主任研究員は「愛知県はずっとアサリがとれてきたところなので、前のような形に復活させたいです。全国にアサリを供給する大きな役割も担っていると思うので頑張っていきたいです」と話しています。

 広島では太田川放水路には漁業権がかかっていないので、河口近くで無料でアサリが掘れるそうです。(広島市食肉市場前の河口)春のアサリは美味しいです。私はあさりのトマトパスタと酒蒸しが大好きです。

 

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