ひよっこ

 毎朝、NHKの朝ドラ「ひよっこ」と言うドラマを見ています。舞台は1964年(昭和39年)東京オリンピックの開催された年から数年だそうです。私はドラマのヒロイン「みね子」と同じ高校3年生でした。非常に懐かしく興味深く見ています。

脚本家の「岡田惠和さん」が、
【自分が幼少期を生きた時代を描くということ。描かれるのは東京オリンピックの年からの数年間です。新しい日本がスタートして、まだ「ひよっこ」だった時代を懸命に生きた人の人生を観ることで、今を生きるためのヒントになれたら】と語っています。

 朝ドラは実話を基に制作されるケースが少なくありません。「ゲゲゲの女房」では、漫画家・水木しげるさんと奥さんの半生。「花子とアン」では「赤毛のアン」の翻訳者の半生が描かれます。「ひよっこ」の次の朝ドラ「わろてんか」では吉本興業の創設者の半生が描かれます。

 今回の「ひよっこ」は、岡田惠和さんの完全オリジナル脚本です。実話を基にしたものではありません。ヒロインのみね子は実在の人物ではありません。実話を基にしたものではありませんが、時代背景などは緻密に描かれています。

 ヒロインのみね子は、「集団就職」で東京に就職。「金の卵」と呼ばれる若者の一人です。実在のモデルはいませんが、実際に同じ境遇の人たちは多くいたはず。そういう意味では”実話”といえるかもしれません。

 朝ドラ「ひよっこ」は1964年を描きます。「ひよっこだった時代」とは、一体どんな時代だったのか、主な出来事をまとめてみました。実話を基にした物語ではありませんが、実在の出来事は物語にも影響を及ぼしています。

 1964年のヒット商品・新商品を見ると時代を感じてしまいます。驚きなのが、今でも生き残っている商品もいくつか有ります。お菓子は息が長いようです。

1964年 どんな時代?
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■主な出来事
•東京オリンピック
•東海道新幹線開通
•東京モノレール開業
•王貞治55号ホームラン日本記録
•海外旅行自由化
•日本武道館開館
•ノースリーブ流行
•タートルネックの流行

■ヒット商品・新商品
•家庭用ビデオテープレコーダ
•テープレコーダー
•電子式卓上計算機
•ガーナチョコレート
•鉄人28号キャラメル
•かっぱえびせん
•ワンカップ大関

■流行語
•カギッ子
•カラ出張
•東京さばく
•シェー
•みゆき族

■ヒット曲
•明日があるさ
 坂本九
•君だけを
 西郷輝彦
•幸せなら手をたたこう
 坂本九
•恋の山手線
  小林旭

 

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