徳島県

 今回行った徳島県について調べてみました。

徳島県
 人口:75万7777人 (平成27年9月1日現在・県推計)
 面積:4,146.55平方km

 徳島は「阿波」と呼ばれますが、これは徳島県北部で「粟」がよく穫れたことから「粟国」と呼ばれたことに由来します。その後、「長国」と呼ばれた徳島県南部地域と合わせて、律令制下において「粟国」が成立しました。713年に「地名を二文字で表すように」と言う天皇からのお達しにより、「阿波国」と字が当てられました。

 徳島を流れる大河、吉野川流域では藍の生産が盛んであり、徳島藩の全面的バックアップもあって全国の藍市場を牛耳るまでに発展を遂げました。阿波商人たちの稼ぎは相当なものであり、藩領の石高・25万石に加えて20万石あまりを阿波商人が稼ぎだしていました。

 四国一の大河である吉野川が県内を西から東へと貫通しています。その川の上流にある大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)は有名です。
 何故こんな漢字かというと、「大股で歩いたら危ない」「小股で歩いても危ない」ことから来ているようです。

 基本的に吉野川流域に沿って発展している一方、「平家の落人里」と呼ばれる祖谷(現・三好市)は日本三大秘境のひとつにカウントされるくらいの山林地域です。

 吉野川は、日本三大暴れ川の一つで、利根川(坂東太郎)・筑後川(筑紫次郎)と並び四国三郎(しこくさぶろう)の異名を持っています。

 阿波商人の血は平成の世も変わらず健在です。「臨時収入が入ったら→香川人は貯金し、愛媛人は生活費に回し、高知人は飲み代に消え、徳島人は商売の元手にする」と言われるくらい商魂逞しいと言われています。

 

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