江戸しぐさ

 5月12日、「錦織 圭(にしこり けい)」選手が遂に世界ランキング(ATP)9位となりベスト10入りしました。凄い事です!!!

 錦織選手は、5歳からテニスを始め、2001年に全国小学生テニス選手権大会で優勝。2003年、IMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーに日本テニス協会会長・盛田正明が運営する「盛田正明テニス・ファンド」対象選手となり留学するため渡米。以降アメリカ合衆国フロリダを活動拠点としている。

 

 イチロー選手の時も話題になりましたがスポーツの英才教育が話題となっています。
 その事で「江戸しぐさ」を取り上げている新聞がありました。

 

「江戸しぐさ」
 徳川家康が江戸に幕府を開いてから、それまでの寒村だった江戸は、全国から、文化や習慣の違う人々が集まってきて、徳川幕府中期には百万人を超す世界最大級の文化都市に発展していきました。しかも、江戸の町の特長は武家屋敷が大半を占め、町民や職人などの一般町民は限られた狭い地域(例えば、現在の神田や深川など)で生活をせざるを得ませんでした。そのため人間関係はたいへん難しいことになりました。見かねた幕府はこの町の自治や治安などを「町衆」という大店の商人達に任せました。

 

 町衆が最初に考えたのは、このような全国から集まったさまざまな人たちが仲良く平和に日常生活が送れるためにはどうしたらよいかということでした。そこで町衆たちは、それまでの自分達の経営哲学を具現化した、「商人しぐさ」(繁盛しぐさとも言う)、に着目しました。商人しぐさは、それまでの商人道、処世術、倫理観、道徳律、約束事などを包含し、高めたものです。この商人しぐさの背景には、仏教、神道、儒教などに影響を受けた日本人独自の哲学があります。(例えば「お天道様に申し訳ないことをしない」、「おかげさま」、「世間に対してはづかしいことはしない」、「因縁生起」などの考え方です。)

 この商人しぐさを原型として一般の町民にも広げたものが[江戸しぐさ]といわれています。この「商人しぐさ」を江戸の町民全般に広げる役割を担ったのは「寺子屋」や「講」による初等教育でした。

 

 教育上の江戸しぐさ(いろんな分野に教えが有ります)
「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」
(読み方は、「みっつこころ、むっつしつけ、ここのつことばでふみじゅうに、ことわりじゅうごですえきまる」と読みます)

 

 三歳で素直な心を作り、六歳で節度ある振る舞いを覚えさせ、九歳で人様に聞かれても恥ずかしくないような正しい言葉を覚えさせ、十二歳できちんとした文章が書け、十五歳で道理(理屈)が理解出来れば、その子の将来は間違いないという意味です。
  この考え方は子供の発達段階に応じた教育のあり方を的確に表しています。

 

 「三つ子の魂100まで」と言うのは知っていましたが「江戸しぐさ」については知りませんでした。歴史は面白いですね。

 

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