第1回定例会 終了

 昨日(3月26日)、本会議が開かれ広島市議会第1回定例会が終わりました。第1号議案 平成26年度一般会計予算をはじめ60議案が全て原案可決されました。

 

 2月13日から始まった議会がようやく終了しました。2月に提出された補正予算では安佐市民病院の建て替え予算で会派の意見が分かれ13人対8人に会派が分裂しました。激動の定例会でした。現市長を推薦するために21人の会派を作りました。その21人は3年しかもちませんでした。

 我々が推薦した市長ですが、年々意見が合わなくなって来ました。昨年6月議会の旧市民球場の調査予算を修正しました。そして安佐市民病院の建て替え問題で会派内で賛成と反対の意見に分かれました。その結果の分断です。我々は市長に対して、「是是非非」で行動する会派となりました。(本来、地方議員は行政のチェック機能)これからも一つ一つの議案をしっかりと議論をして結論を出していこうと思っています。

 

安佐市民病院の移転建て替えについて反対した理由
・移転しても現地に建替えても、敷地面積、病院の規模、医療設備、医療内容、工期等はほとんど変わりません。

 

・安佐北区の議員6名中賛成:2名、反対:4名という状況であり、議員への説明不足もいなめません。

 

・地元の生活に大きな影響を与える公共施設の移転にあたっては、地元への丁寧な説明が必要と思いますが、松井市長は反対派の住民に一度もお会いにならず、説明もされないまま約1年で移転を決定されました。

 

・移転の理由が安佐北区の活性化のためと言っていますが、「活性化」という言葉はあっても、具体策は全く示されていません。

 

・当局の説明では、移転先の土地は民間事業者が区画整理をした土地を20億円で購入する。区画整理を行う民間業者はまだ、事業認可の申請もしておらず、事業計画も換地計画もない状態で、工期が間に合うのかも不明な状態です。

 

・安佐市民病院の建替えは当初から現地での建替えを計画されていました。移転の話が出てきたのは、平成24年です。

 

・安佐北区の住民意見が分かれて住民同士の対立の図式が起こって来ている。結論が出せない状況の時は原点に戻るべきである。

 等々簡単に挙げました。荒下地区の土地の問題等も沢山あります。

 

 市長さんが政治生命をかけてまで、安佐市民病院を荒下地区への移転建て替えにこだわられる理由が良く解りません。

 

サイト内検索

 

キーワードを入れることで、サイト内記事が検索できます。