2月定例会 開会

 昨日(2月13日)広島市議会第1回定例会が開会しました。会期は3月26日までの42日間としました。2月25日に2月補正案を採決し、その後、予算特別委員会で新年度予算が審議されます。

 

 市長より提案主旨の説明がありました。新年度予算については、「世界に誇れるまちへ躍動を実感できる予算」として説明をされました。都市基盤整理に重点を置き、待機児童0に向けて民間保育所の増設を促す補助金を増やす等の説明をされました。

 

 説明を聞いて目新しいものは有りませんでした。今までやって来たことの延長線上にある施策を羅列しているにすぎないと感じました。市長にとって1期目の最終年の予算です。思い切って市長のカラーが欲しいと感じました。しかし、行政の継続性からすれば仕方のない事かもしれません。

 

 平成25年度2月補正予算の説明がありました。一番大きな提案は「安佐市民病院の建て替え」について候補地を「荒下地区」と決められ調査費を計上されました。この事については賛否両論がありこの議会の大きな論点となりそうです。

 

 この件については今までも、安佐北区の住民を巻き込んだ大きな議論がありました。大きな住民対立の構図を行政が作り上げてきました。ここに行政としての手法が間違っていたと思います。住民が広島市の将来を考えて判断を下すのは難しいと思います。説明会と称して住民に判断を委ねた形となり住民意見は拮抗しています。どちらに決まっても住民の対立はこれから長い間続くと思います。

 

 議会での構図は、安佐北区の議員(6人)の4人は現地建て替え賛成、1人の議員が積極的な移転建て替え賛成、残った1人が消極的な移転建て替え賛成と言う構図になっています。(私の感じている構図)

 この議会はこの事で議論が盛り上がると思われます。まずは24日の厚生委員会、そして25日の本会議での補正予算の採決となります。しっかりと議論をして結論を出したいと思います。

 

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