東京都知事選挙

 昨日(2月9日)東京都知事選挙が有り即日開票がありました。投票率は46.14%。衆院選とのダブル選挙だった2012年12月の前回都知事選(62.60%)を大幅に下回り、過去3番目に低かったようです。

 

 結果は、無所属の新人で、自民党東京都連と公明党東京都本部が推薦する元厚生労働大臣の舛添要一氏が初めての当選を果たしました。自民、公明両党などの支援を受け、組織戦を展開。脱原発などを掲げた前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=や元首相の細川護熙氏(76)らを大差で破りました。

 

 注目された選挙でしたが、投票日をソチオリンピックとぶっつけることで、無党派層の足止めを行おうという作戦は成功したようです。また、その上、45年振りの積雪も大きく影響したと思います。

 

 今回の選挙は突然の選挙で大変難しい選挙でした。当選した升添氏についても、自民党が野党に下野したときに見切って出て行った人です。しかし、出てきた人を見て東京の現状を考えれば、消去法でこの人しかいないと思いました。

 

 小泉・細川タッグは、二人が組めば風を起こせるとの思いは残念ながら吹っ飛びました。「去る者日々にうとし」何十年か前にはやった歌で「小林 旭」が歌った「昔の名前で出ています」と言う歌がありましたがその歌を思い出しました。


東京都知事選挙の開票結果です。
▽舛添要一(無所属・新)、当選、211万2979票

 

▽宇都宮健児(無所属・新)、   98万2594票
▽細川護熙(無所属・新)、    95万6063票
▽田母神俊雄(無所属・新)、   61万 865票
▽家入一真(無所属・新)、     8万8936票
▽ドクター・中松(無所属・新)   6万4774票
▽マック赤坂(諸派・新)、     1万5070票
▽鈴木達夫(無所属・新)、     1万2684票
▽中川智晴(無所属・新)、       4352票
▽五十嵐政一(無所属・新)、      3911票
▽姫治けんじ(無所属・新)、      3727票
▽内藤久遠(無所属・新)、       3575票
▽金子博(無所属・新)、        3398票
▽松山親憲(無所属・新)、       2968票
▽根上隆(無所属・新)         1904票
▽酒向英一(無所属・新)、       1297票

 

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