離島甲子園

 一昨日で甲子園ではベスト4が決まり今日、準決勝が行われます。
 【第1試合】は日大山形(山形)-前橋育英(群馬)で【第2試合】は花巻東(岩手)-延岡学園(宮崎)です。
 4校とも優勝すれば初の栄冠です。日大山形、花巻東の2校なら東北勢として、延岡学園は県勢初の快挙を狙っています。

 

 一方、長崎県壱岐市では19日から「離島甲子園」が開催されています。
 全国の離島で暮らす中学生たちの野球大会「国土交通大臣杯 第6回全国離島交流中学生野球大会」が8月19日から22日まで、長崎・壱岐で開催されます。村田兆治氏(63=日刊スポーツ評論家)の提唱で始まった大会は「離島甲子園」とも呼ばれている。今年は全国から北は北海道の礼文島から南は沖縄県の久米島まで史上最多の中学生の野球チーム22チームが参加し、頂点を目指し熱い戦いを展開しています。

 

 始球式では、大会の開催を呼びかけた、“まさかり投法”で知られプロ野球のロッテで活躍した村田兆治さんが、中学生に3球限定で真剣勝負を挑み、現役時代さながらの速球で会場を沸かせました。
 大会は、22日まで開かれ、離島の野球チーム日本一が決まります。

 

離島甲子園
  “まさかり投法”で野球ファンを魅了した元プロ野球ロッテオリオンズのエース村田兆治氏の活動がきっかけで生まれた、離島在住の中学生による唯一の全国野球大会です。

 現役引退後の村田さんは、全国各地を野球教室などで回る中で、離島の子どもたちの真剣に野球を取り組む姿に心打たれ、地理的環境から本物のプロ野球選手と出会う機会の少ない離島の子どもたちに、夢と勇気と希望の大切さを伝え、離島の人づくり、地域づくりに尽力することを決意し、足かけ20年に及ぶ離島訪問をとおして、離島の子どもたちに大きな目標をつくりたいという想いで、「離島甲子園」開催を提唱し実現したものです。

 

 

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