議会葬

葬儀委員長式辞(議長)

 昨日(5月20日)、2時より県民文化センターで4月9日脳梗塞で突然亡くなられた「海徳 貢」議員の広島市議会葬が行われました。

 海徳議員は昭和42年から町会議員をされ昭和48年から11期連続広島市議会議員を務められました。

 

 広島市議会では戦後4人目の市議会葬だそうです。市議会葬の規定・申し合わせは有りませんが、前例として在職30年程度・議長もしくは議長経験者・在職中の死亡が基準となっているようです。

 

 今回の予算は、議員互助会より100万円・議会費(開催負担金)より272万1千円の予算を立てました。(372万1千円)

 入札により抑えられ1、958、305円となりました。(議会費958、305円)

  

 広島市議会葬の前に県知事より「叙位・叙勲」の伝達式がありました。海徳元議員には「正5位・旭日中綬章」が与えられました。

<叙位> 国家又は社会公共に対して功労のあるものをその功労の程度に応じて、

     位に叙し、栄誉を称えること。
     なお、昭和21年の閣議決定により生存者に対する運用は停止され、死亡

     者にのみ運用されている。

<叙勲> 国家又は公共に対して功労のある者に対して勲章を授与し、栄誉を称え

     ること。

位階
 位階令に基づいて授与されます。位階令は大正時代に制定された勅令ですが、現在でも有効です。
 第二次世界大戦後、叙勲と共に叙位(位階授与)は一時停止されましたが、1964年に授与対象を故人に限って復活したからです。
 現在、叙勲の所管は内閣府賞勲局で、叙位の所管は内閣府大臣官房人事課です。
 叙位の対象は『国家ニ勲功アリ又ハ表彰スヘキ効績アル者』となっていますが、長く公的な職にあった人(議員・公務員等)に叙位される例が多いです。

 ただ、本来「位階」とは宮中における席次なので、宮中の公式行事に参加する場合には非常に大きな意味がありますが、対象者が故人に限られている現在では名誉以上の意味はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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