臨床美術

 

 昨日(4月24日)お茶の水にある「芸術造形研究所」に行ってきました。代表取締役の「西田清子」さんにお会いしお話を聞きました。内容は「臨床美術」についてです。広島市にも活用できると思いました。特に広島市立大学の芸術学部で臨床士を教育する。現代美術館で講座を開設する。学校教育に活用して発達障害等に活用する。以上のようにいろいろと活用することができると思いました。

 

臨床美術
 アートすることで、脳は活性化されます。といっても、ただ絵筆を取って描けばいい、というわけではありません。アートの手法の中でも、特に右脳を活性化させる作用が強いものがあることがわかっています。これを応用したオリジナル・アートプログラムにそって、絵画や彫刻などを楽しむプロセスを通して、認知症を予防したり、症状を改善したり、何らかの問題をかかえた子供たちの回復を目指すのが芸術造形研究所の芸術療法(アートセラピー)です。その独自性から臨床美術(クリニカルアート)と呼ばれています。ここで大切なことは、臨床美術が絵が好きな一部の人ではなく、誰もが楽しめるアートだということです。芸術造形研究所が培ってきた「金子メソッド」ともいえるアートプログラムは、例えば「絵筆を握るのは60年ぶり」というお年寄りの感性に働きかけ、いつの間にか夢中になって、のびのびと自己表現をできる仕組みを持っているのです。認知症の症状改善を目的に始まった臨床美術ですが、現在では多彩な展開をみせています。その特性と対象をご案内します。

 

臨床美術の魅力
 1.年齢、性別、人生のバックボーンに関係なく楽しめます
 2.作品が手元に残ります
 3.具体的にほめることができます
 4.自分自身を発見することができます
 5.希望が持てます

 

お茶の水の日本臨床美術協会

朝の散歩で新しく改装した歌舞伎座の前を通りました

 

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