昨日(4月3日)は、高松市と徳島市を視察しました。
高松丸亀町商店街振興組合
組合の理事長 古川康造氏にお会いし話を聞きました。古い商店街は地権者が商売をしており、その地権者から定期借地権契約を結びその地権者に6%の配当を出すという画期的なやり方で街づくりを行われました。民間主導で国のあらゆる支援策を検討し現在では高松市も積極的に支援しています。
市は商店主が廃業するための補助金を出しそのことによって振興組合の計画に沿った街を作り税収を上げるというモデルを作り上げていました。完成するのに40年かかったそうです。
再開発された商店街
1988年、丸亀町商店街は生誕400年祭を開催しました。時はバブルの絶頂期。高松の中央商店街の通行量も現在(2006年、再開発ビルオープン前)の2倍近くもあった頃でした。一方、全国的には中心市街地周辺での駅前再開発や郊外のショッピングセンター建設が次々と表面化し始め、高松においても地元スーパーによる郊外への大型店出店も始まっていました。108日間に及ぶ400年祭が大盛況の最中、「この賑わいがこれからの100年も続き、次の500年祭を迎えることができるのだろうか?
丸亀町はいろんな取り組みをしてきたが、100年先を見据えた時、もっと抜本的な改革が必要なのではないか?」という懸念が、振興組合理事長より投じられました。これが、この再開発事業の出発点となります。
徳島市の観光について
・阿波踊り会館
・眉山ロープウエー
・新町地下駐車場
・紺屋帳地下駐車場
・徳島駅前西地下駐車場
以上の施設を観光課で管理しておられます。
推進すべき方向性
・着地型の観光推進
・参加型観光メニューの提案
・通年型観光資源の創造。発掘
・滞留、滞在したい観光地づくり
阿波踊りの時だけの観光に頼っているので上記のような取り組みを推進されているそうです。
徳島市の議場