火中の栗を拾う

 民主党代表になった「海江田万里氏」が、代表選で「火中の栗を拾う」と演説をしました。この言葉の使い方は本来は少し違うようです。
 

 本来は「他人の利益のためにバカをみる」、「滑稽な役回り」という言葉で、この言い回しの元になったのは、猿におだてられた猫が、いろりの中の栗を拾って大やけどをしたというイソップの寓話を元にしたラ‐フォンテーヌの話から来ているそうです。
 
 英語の辞書でもpull O’s chestnuts out of the fire で「火中の栗を拾う」のほかに「人の手先に使われる」「だまされて手先として危険を冒す」とあります。現代の日本では自己を犠牲にし、他人のために危険を犯し、尽くすといったニュアンスで使われていますが、もともとは、騙されて馬鹿な目にあうという点に比重がおかれています。
 

 また、現代の日本では、「あえて貧乏くじをひく、勇敢さ」という良い意味で使われる事が多いい様です。

 

 そういう本来の意味からいうと日本未来の党の滋賀県知事の嘉田代表が「火中の栗を拾う」に当てはまるのではないでしょうか。小沢氏におだてられて結党をし、衆議院選挙で惨敗し、約1か月で解党です。懐かしい「成田離婚」と言う言葉が新聞紙上をにぎわしています。約8億円ある政党助成金は嘉田滋賀県知事には1円も渡らないそうです。全て小沢氏サイドに行くそうです。小沢氏は転んでもただでは起きませんね!

 

 

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