いちじく

 夏の後半から毎朝、「イチジク」を1個づつ食べています。寒くなった今でもまだ実を付けています。10年くらい前に妻が植えました。収穫が終わったら、イチジクの木をつんつるてんに切ってやるのが、毎年良く実を付けさせるコツのようです。

 

【いちじく 無花果 Fig】
 いちじくは漢字で「無花果」と書きますが、花がないわけではありません。いちじくは実の中に小さな花をつけるため、外からは確認できないのです。果実を半分に切ると赤いつぶつぶがたくさんつまっていますよね。あれが花です。いちじくは花の部分によって独特の食感を生み出していたのです。

 

 ちなみに「いちじく」という名前の由来は、毎日1つずつ熟すことから「一熟」→「いちじく」になったという説や、ひと月で実が熟すため「一熟」→「いちじく」という説もあります。また呼び名としては南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)ということもあります。

 

イチジクの歴史
 古代エジプトの壁画にもブドウとともに描かれており、さらには旧約聖書にも数多く登場する歴史ある果物です。あのアダムとイブが裸を隠すのに使ったのもいちじくの葉です。

 はるか昔にアラビア半島で誕生したいちじくは、少なくとも6000年前に栽培が始まったといわれています。その後ヨーロッパからペルシャ、中国へと伝わり、日本へは江戸時代に中国から長崎に運ばれました。当初は薬用として栽培されていましたが、生産量が増えるにつれ食用として親しまれるようになりました。

 

イチジクの栄養と効能
主な効能
 高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、便秘改善

 イチジクは比較的多くカリウムを含んでいます。カリウムは血圧を下げる効果があるので、高血圧や動脈硬化などの防止に役立つでしょう。ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれているので便秘改善にも期待できます。

 また、イチジクにはフィシンというタンパク質分解酵素が含まれています。食後のデザートとして食べれば消化を促進してくれるでしょう。切断部から出てくる白い液体にもタンパク質分解酵素は含まれていて、イボ取りなどの民間療法に使われています。

  (インターネット果物ナビHP引用)

 

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