高速5号線 決議

 一昨日(9月26日)定例会最終日に「広島高速5号線の安全性の確保と建設促進を求める決議案」を私が提案をしました。賛成多数で議会として決議となりました。その決議案全文を掲載します。

 

自由民主党・保守クラブの 谷口 修 でございます。
 提出者を代表いたしまして、決議案第6号「広島高速5号線の安全性の確保と建設促進を求める決議案」の趣旨説明を、案文の朗読をもってかえさせていただきます。

 

広島高速5号線の安全性の確保と建設促進を求める決議案。

 広島都市圏の自動車専用道路網を構成する広島高速道路のうち、山陽自動車道 広島東インターチェンジ方面と都心を連絡する広島高速5号線については、広島高速1号線福(ふく)木(き)トンネル工事に伴い、地表面沈下が発生した問題を契機として、平成21年9月に、広島高速5号線トンネル安全検討委員会を設置し、トンネル建設に伴う周辺地域への影響を確認するとされて以来、約3年にわたって、事業の凍結状態が続いています。
 こうした中、本年8月10日に、広島高速5号線トンネル安全検討委員会の報告書が取りまとめられ、安全な工事が可能である旨の総括がなされるとともに、仮に、事業実施の判断がなされた場合の留意事項が示されました。

 広島高速5号線は、本市の都心、とりわけ再開発が進む広島駅周辺地区と、中四国地方全域の高速道路とを連絡することで、広島市の中枢性、ひいては広島県の中枢性を大幅に向上させる重要な道路であり、広島空港へのアクセス道路としての機能も期待されている。厳しい社会経済情勢が続き、都市間競争が一層激しさを増す中で、平成25年度末としていた完成時期の遅延が明らかな事業の現状は、本市の都市活力の向上に重大な影響を与えていると言わざるを得ません。
 そこで、広島高速5号線の建設に当たっては、安全なトンネル建設が可能な工法を採用する中で、十分な範囲の事前調査を実施し、関係住民の安全・安心の確保を図るべきであり、万が一、被害が発生した場合には、しかるべき補償を、誠実 かつ 確実に実施すべきです。
 広島高速5号線建設事業 及び 関連公共事業である温品ー 二葉の里線整備事業(中山踏切の立体交差化を含む)については、本市の都市活力向上のために、早期完成に向けた取組を強く求めるものですが、それとともに、安全性の確保についても、十分配慮されるよう、強く求めるものである。
以上、決議する。

以上です。
どうか皆さんの ご賛同を お願いいたします。

 

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