神楽学会

昨日(7月7日)は、七夕でした。梅雨の晴れ間で星空が見えました。しかし、天の川は見えにくかったようです。(周りが明るすぎるかな?)77日(野村監督の背番号)でカープは大勝(9-4)、サンフレッチェも大勝(2-0)最高の日でした。

 昨日はグランドプリンス広島ホテルで「地域資源開発経営学会」(広島神楽によるひとづくり・地域振興研究会)が有りました。
 学会準備委員会代表は、広島県立大学学長 赤岡 功氏です。
  
 「広島神楽」を地域資源としてとらえ、経営学的に議論研究するために県、農協、報道機関等の協力のもと、学会を設立されました。
 更に、実践的研究の場として「広島神楽によるひとづくり・地域振興部会」を同時に発足されました。

1、研究報告
 ・「いわゆる広島神楽の生成・進化」 (高崎義幸)
 ・「神楽における楽しさ フロー理論からの分析」 (迫 俊道)
 ・宝塚歌劇団と郷土芸能・神楽」 (田畑きよ子)
 ・「”オロチ”~火と水への賛歌~神楽とオーケストラのために」 (伴谷晃二)

2、高校生発表
 ・広島県立吉田高校神楽部が神楽を舞いました。

3、パネルディスカッション「広島神楽と宝塚歌劇」
 パネラー
 ・草野 旦(宝塚歌劇団演出家・前理事)
 ・南風 舞(宝塚歌劇団元トップ娘役)
 ・小島専孝(京都大学教授)
 ・乙重昌文(元広島県立吉田高校神楽部顧問)

 最後に「南風 舞(宝塚歌劇団元トップ娘役)」さんが素晴らしい歌声を四曲歌われて終了しました。

 午後5時30分より懇親会が有りました。大変盛りあがった素晴らしい学会でした。
 懇親会の挨拶で「広島県立大学学長 赤岡 功氏」が最後に「詩人の茨城のり子」さんの詩の朗読をされました。印象に残ったので掲載しておきます。

六月

どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける


どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
鋭い力となって たちあらわれる

懇親会で挨拶をされる、広島県立大学学長 赤岡 功氏

 

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