中国旅行記 敦煌3上海

 6月2日敦煌最後の日です。午後から上海へ移動しました。この日の敦煌は楽しみにしていた「莫高窟」見学でした。

 

 時代は4世紀~14世紀で、1899年に敦煌東南の莫高窟と呼ばれる窟穴より、六朝から北宋時代の古文書類、経典写本、図画などが大量に発見された。壁画の内容を大きく分けると仏僧画、仏の生涯を伝える絵、伝統的な神話・伝説の内容を絵にしたもの、経変画、仏教史跡画、装飾図案、供養者の7種類である。仏教をはじめ西方の文化が中国に伝わる上で重要な役割を果たした。敦煌莫高窟は荒涼たるゴビ砂漠に生まれた精巧かつ華麗な芸術で、建築、壁画、塑像の三者の結びつきにより構成されている。敦煌文化は中国西北部の各民族文化が融合したものであり、その中心となる中原の漢文化の儒家思想と道家思想をもとにして、西域近隣民族、中央アジア各国、インド、ペルシアの言語、文学、宗教、哲学、芸術の優れた要素を、大胆に吸収、融合し、さらには遙か遠くのギリシア、ローマの文化のほのかな影響をも受けている。敦煌莫高窟は,内部に保存された2400体以上の塑像と合計4500m2の壁画とともに,1987年に世界遺産に登録された。

     莫高窟の入口です。

見えにくいですが壁画が残っています。莫高窟の中は撮影禁止でしたのでこの程度の写真しかありません。

        上海タワー

リニアモーターカー(ドイツ製)に乗り時速430kmを体験しました

上海へ1泊し広島空港に帰りました。今回の中国旅行は見ごたえのある歴史遺産をたくさん見て感動しました。しかし、飛行機の遅れは日本人にはたまりません。中国の歴史と驚くべき発展を肌身に感じました。とても有意義な楽しい旅でした。

 

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